「TRPG」カテゴリーアーカイブ

ミニチュア塗装

今日は友人に連れられて、ミニチュアゲームの専門店「ゲームズワークショップ」に行ってきました。

フィギュア塗装の体験で、ロードオブザリングズのドワーフ戦士ギムリ君をペタペタ塗らせてもらいました。塗料は水性ですが、乾くと水に溶けなくなるそうです。水性絵の具を使っているような感覚です。思っていたより簡単でした。

こちらが完成写真です。ブーツを塗り損ないました(笑)。

ドワーフ戦士ギムリの完成図

それから、ロードオブザリングズの体験プレイをしました。私は塗り終わったギムリを使い、友人が野伏アラゴルンを担当、タッグを組んで店員さんのトロール&ゴブリン3体と対決です。ゲーム板にグリッドが無く、定規で距離を測って移動するというのが新鮮でした。

ロードオブザリングズのプレイ風景

ギムリが雑魚ゴブリンを2体倒している間にアラゴルンは驚異の出目でトロールを瞬殺、我々の勝利です。

対戦相手を探すのは難しそうですけれど、TRPG用のフィギュアに色塗っているだけでも楽しそうです。

ありがとう、Gary Gygax!

世界最初のRPGである「Dungeons&Dragons」の考案者の一人であるGary Gygax氏が亡くなられました。享年69歳とのことです。体調は思わしくなかったそうですが、一月までTRPGのマスターをしていたとか。きっと思う存分人生を謳歌したのでしょう。
D&Dの影響を受けてUltimaやWizardryが誕生し、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーへと続いてきたわけです。Gygax氏が今のエンターテイメント業界に与えた影響は多大なものがあります。
私がD&Dに触れたのが中学生の時で、それ以来ずっとTRPGを楽しんでプレイしています。これもGygax氏のおかげです。
ありがとう、Gary Gygax! 安らかに眠れ・・・

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦

D&Dのリプレイが単行本で出たので早速買って読んでみました。サプリメントにもなっている街トーチポートが舞台なのね。日本語版オリジナルで展開している内容をリンクさせようって事か。

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G ヤ 1-1-1)
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D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G ヤ 1-1-1)
柳田 真坂樹
ホビージャパン
¥ 735 (定価)
在庫切れ (Amazon価格)
なし (Amazonポイント)
 (私のおすすめ度)
 (Amazonおすすめ度)
文庫
在庫切れ
(価格・在庫状況は6月23日 2:33現在)

内容も結構面白かったです。最近読んだTRPGのリプレイといったら菊池たけしの位なんですが、実はセブン=フォートレスもナイトウィザードもルール持ってないんですよね(笑)。ルールや世界設定を熟知してるリプレイを読むと色んな面で楽しめます。あとドラマ志向の熱いロールプレイだったので、戦闘ゲームと化している自分のプレイを振り返りちょっと反省。もちょっと演出を心掛けよう。
しかし、読んでてあきれたというか笑えたのは、「邪神の信者は秘密をしゃべると死後の世界で恐ろしい目にあうので、決して口を割らない」とか「人造生物であるウォーフォージドのクレリックの魂の有無について、神が信仰呪文の力を与えているのだから魂うんぬんについて人間が口を挟むことではない」とか。
これだからファンタジー世界ってやつは(笑)。

鬼哭き穴に潜む罠 第1話:葵い手キャンペーン#1

“塚ふもと”の村から私たちに便りが届いた。冒険者のパーティを雇いたいとの事だ。ちょうどメンバーを集めたばかりで、腕試しをしたくてしかたのなかった私たちにとって願ってもないチャンスだ。詳しい話は村に着いてからという事なので、早速旅支度を整えて“塚ふもと”の村へ向かって出発した。
私はアイリア=ラスター、武勇の神ハイローニアスに仕えるクレリック。我が神の教義に従い、善を為し、悪を打ち倒すという道を歩み始めたばかりだ。今回の依頼が幸先のよいスタートにならんことを。
皆さん、こんにちは。今回はD&D3.5版の葵い手キャンペーン・リプレイをお送りいたします。まず第1回目は、市販シナリオ「鬼哭き穴に潜む罠」です。

鬼哭き穴に潜む罠 (ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ)
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鬼哭き穴に潜む罠 (ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ)
グウエンドリン・F・M・ケストレル
ホビージャパン
¥ 1,995 (定価)
在庫切れ (Amazon価格)
なし (Amazonポイント)
 (私のおすすめ度)
 (Amazonおすすめ度)
大型本
在庫切れ
(価格・在庫状況は6月23日 2:33現在)

セッション日付:2007-9-9
参加PC:アイシェル、エスティ、サイラス、デレク、ライデン
プレイ中のメモと記憶のみに頼って記述しているため、一部セッション内容と異なる場合があるかもしれませんが、その辺は広い心で軽くスルーしてください。もちろんご指摘いただいてもかまいません。
なお、市販シナリオのネタばれになりますので、内容をご存じない方は「以降ネタばれ」の後は読まないことを推奨いたします。
どうしても読みたい方はいっそのことシナリオを買ってしまいましょう。勢いに乗ってルールブックを揃えプレイヤーを集めてセッションを開いてしまったりするとなお良し。TRPG人口が増えて私も嬉しいです。

以降ネタばれ

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葵い手の胎動:葵い手キャンペーン#0

今度、仲間内で新しくD&Dのキャンペーンを始めました。公式キャンペーンシナリオの「赤い手は滅びのしるし」を遊ぶのが目的です。5LVからのシナリオなので、最初1LVで始め、市販シナリオを適当にこなしてレベルを上げてから「赤い手~」をプレイする方針です。題して「葵い手キャンペーン」。DM担当のハンドル名に由来します。あ、ちなみに「あおいて」って読みます、ええ、無理やりに。
今回はPC紹介をいたしましょう。
アイリア=ラスター、人間の女性、武勇の神ハイローニアスのクレリック。《呪文24時間持続》と《信仰力呪文修正》のコンボで呪文を24時間化することに特化するというコンセプト。24時間化できる呪文の大半は自己強化なので、前線で活躍する予定。
エスティ、グレイエルフの男性、ファクトタム。ファクトタム(Factotum)とはDungenscape収録(未訳)の基本クラス。いわゆる雑役係・何でも屋。
ブライトシャドウ=サイラス、イルーミアンの男性、ウィザード。イルーミアンとは、頭の周りを光る文字(秘印とかいうらしい)がぐるぐる回ってる不思議種族。ワイルド・メイジを目指す。《手練の術者》で術者レベルが低下することがあるという欠点を補うのだそうだ。
デレク=クラウンガード、アアシマールの男性、パラディン。アアシマールとは、善なる天界のクリーチャーの末裔。ECLが+1なので、1LVのうちは適当なペナルティを課すというローカルルールを適用する。フィスト・オヴ・レイジーエルを目指すそうだ。元ネタはドラゴンランス戦記に出てくる騎士から。
ライデン、人間の男性、ファイター。ツーブレーデッド・ソードを自在に操る。ツーブレーデッド・ソードというのは、柄の両側に刃の付いた剣のこと。ゲルググのナギナタみたいな感じか。ちなみに二つ名は“真紅の稲妻”。ニヤリとする人もいるだろう元ネタはジオン軍のエースパイロット。
続きはまた今度。

賽は投げられた:新世界キャンペーン

一月ほど前のセッションになってしまいますが、D&D新世界キャンペーンリプレイをお送りいたします。
今回のセッションは、前回死亡してしまったアリアを復活させることから始まる。
D&Dというゲームにおいて、6~7LVである今の一行が利用できる「復活の呪文」は次の2つである。まず一つはレイズ・デッドの呪文である。復活者のレベルが一つ下がる上に費用が5,000gpもかかる。結構な金額であるが、前回ちょうどスクロールを入手しているのでそれを使えばなんとかなる。あと一つ、リインカーネイトの呪文があり、こちらもレベルが下がるのは同じだが1,000gpしかかからない。なぜ5分の1の値段かというと重大な副作用があるのである。ダイスで決まったランダムな種族に転生してしまうのだ。この中には人間やエルフ、ドワーフといったPC向けの種族ばかりではなく、オークやゴブリン、バグベアといったいわゆるモンスター種族も含まれている(メジャーな人型生物に限られるが)。能力値や特殊能力も置き換えられてしまうので、例えばバグベアに転生した時には、筋力と耐久力が上がったうえ外皮も硬くなり、暗い所でも眼が見えるようにさえなる。前衛ならば攻撃力防御力両方アップひゃっほー、といった感じだ。まあ、人々から石を投げつけられたり、あまつさえ正義のパラディンに問答無用で斬りかかられたりするかもしれないが、それは些細なことだ(笑)。
そんなギャンブル性に魅せられて、うちのサークルではリインカーネイトによる復活が流行っている。ノームの魔法戦士であるハワードも実は以前は人間だったのである。リインカーネイトによる復活の結果ノームとして生まれ変わり、耐久力は上がったものの戦士にとって同等以上に重要な筋力が下がってしまっている。体のサイズも一段階小さくなってしまったので武器のダメージも移動速度も下がるという散々な目に遭っているのだが、まあ、移動力を補うためにノームと仲良しなダイア・バジャー(巨大アナグマ)に騎乗することにしたりして、ノームライフをエンジョイしているように見える。
さて、アリアに話を戻そう。リインカーネイトによる転生先の種族の決定にはd100(1~100までランダムに決める)を使うのだが、100の目を振った場合の種族はDM(ゲームマスター)の裁量に任される。100の目が出たらフェイ(妖精)にしてあげるよ、というDMの甘言に惑わされ、アリア(の中の人)は迷いに迷った末、リインカーネイトによる転生を決意する。
全員の注視する中で、運命を決める賽は投げられた。

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触手の予言#4:新世界キャンペーン

リプレイの続きですヽ(´ー`)ノ
その夜、街へ戻ってきた一行が宿屋か民家かで眠りに落ちている中、ひそやかに事件は始まり、誰も気づくことなく終わった。獲物に選ばれたハワードの夢に何かが魔手を伸ばしてきたのだ。けれども魔道士としても鍛えられたハワードの精神は干渉をはねのけ、ただ悪夢にうなされるだけで済んだ。
日があけると、またもや一行はダンジョンに舞い戻る。昨日スカムらと戦った部屋を抜け、さらに奥を目指す。川に架かった橋を渡ると、右手の湖水の向こうに何かが煌くのが目に留まった。確か以前に見た地底湖の沖に浮かぶ島の反対側の辺りだが・・・。
左手に小部屋が並んでいるので、手前から順番に調査してゆく。空部屋が続いたので油断があったのだろう。奥の部屋を覗くと、見覚えのあるアヴェンニ(水棲人)の姿が・・・
ワーラフックだ!
一行が我に返るよりも早くワーラフックの呪文詠唱が完了した。黒水の力に導かれ、床から生えてくる無数の触手の群れが一行に襲い掛かる。一人また一人と触手に捕らえられてしまう中、カルロスただ一人が触手の攻撃をかいくぐり、ワーラフックに肉薄する。傍らにある奇妙な機械人形は無視し、アヴェンニの司祭をレイピアで攻撃する。触手をなんとか振りほどいたフライダンクも加勢に加わり、ワーラフックを追い詰める。
その一方、触手に捕らえられたままの面々は必死で振りほどこうと力を絞るが叶わず、逆に少しずつ体力を削られてゆく。そんな中、デュオフレイは呪文プールへと心を伸ばしていた。体が自由に動かせぬこの状況では使える呪文は限られている。手持ちには使える呪文はない。けれど、数多の呪文が蓄えられた呪文プールにならば事態を打開できる呪文があるかも知れない。何か、何かないか。・・・。あった! すかさずそれを掴み取り、精神の中へと呼び出す。だが、今にも力尽きそうだ。隣にいたアリアが自らの身を省みずに治癒のワンドをデュオフレイに振るう。これで耐えられるか。デュオフレイは起死回生を願って精神を統一する。触手の妨害にも乱されず、詠唱完了。
「次元跳躍(ディメンジョン・ホップ)」
デュオフレイは触手の攻撃範囲の外側に瞬間移動した。これで詠唱を妨げるものは何も無い。くらえ、ディスペル・マジック(魔法解呪)! デュオフレイの魔力がワーラフックの魔力とぶつかり合い、拮抗し、遂には圧倒する。次の瞬間、触手の群れは跡形も無く消えうせていた。そこにデュオフレイが見たものは息絶えたアリアの姿であった。
さっぱり起動しない機械人形は役に立たず、劣勢に立ったワーラフックは助けを求める叫び声と共にうずくまって両手で目をしっかと押さえる。不審に思ったカルロスは目を閉じて共感覚(シネシート)の超能力を使い、皮膚で光を感じ取る(=物を見る)ことができるようにした。フライダンクは単純に、ワーラフックを切り捨てた後に目をつむった。
突然、壁をぶち破って非常に醜い老婆が姿を現す。海の妖婆シー・ハッグだ。そのあまりにも恐ろしい身の毛のよだつ姿を見たものは多大なるダメージを受ける。デュオフレイとジャン=ゴーはあっさり戦闘不能に。もっともフライダンクとハワードは耐え抜き、カルロスは皮膚で見ているので影響なし。殴り倒せばいいだけなので触手に比べればどうって事はない。
殴り倒した。
アリアという尊い犠牲を出したが、なんとか戦闘には勝利した。生き残った面々は敵の持ち物を調べ、レイズ・デッド(死者の復活)の巻物を始めとする戦利品を手に入れた。これならアリアも生き返らせることができそうだ。街へと引き返すことにする。

触手の予言#3:新世界キャンペーン

日曜日に行ったD&D新世界キャンペーンのセッション・リプレイをお送りします。
十分に経験を積んだデュオフレイは、アーケイン・オーダー・ギルドの正会員の資格を満たし、晴れてその一員となる。これで呪文プールを通じて、膨大な量の呪文を利用できるようになるのだ。加えて再訓練で呪文を直ちに準備できる《Alacritous Cogitation》特技を利用可能にした。これで臨機応変に呪文を使用する能力がさらに強化される。また、新たに《Fiery Burst》特技を取り、使用回数を気にせずに炎の攻撃が行えるようになった。かなり強くなったと言えるだろう。
新たなる力を手にした魔道士のデュオフレイ(私)。
超能力を磨き永久浮遊まであと一歩のサイキック・ローグ:カルロス。
色んなクラスを兼任する多才な吟遊詩人のアリア。
怒れるアナグマを駆るノームの魔法戦士、ハワード。
肉を切らせて骨を断つ、豪快なる男フライダンク。
死の女神「ヴィー=ジャス」のクレリック「死神博士」ジャン=ゴー(今回もNPC)
この一行が三度、ダンジョンに挑む。
前回カルロスの超能力パワーを吸い尽くした超能力モグラ(ブレイン・モウル)をいぶり出すため、デュオフレイが辺り一帯を火炎で焼きまくる。追い払うことが出来たのが、今回は襲われずに先に進むことが出来た。
捕虜が、恐ろしい獣がいるので危険だと言っていた地域に足を踏み入れる。広間に出ると、床にスライム状の粘液が点々と足跡のように続いているのを発見した。両側から、半透明な甲殻類の殻にスライムが詰まった異形が襲い掛かってくる。防御に長けたハワードが戸口にて敵を防いでいる間に、後ろからデュオフレイが炎を呼び起こして攻撃する。だが、ハワードは敵のハサミに捕まれた上に麻痺してしまう。フライダンクは防御のため、ボディ・ブレーズの呪文で体中にトゲトゲを出して謎のエビもどきに立ち向かう。捕まりにくくはなり、相応のダメージを与えもしたが、防御力はたいした事がないフライダンクの事、こちらも捕まってしまう。デュオフレイのディメンジョン・ステップの呪文で二人を瞬間移動で脱出させる。着実に相手にダメージを与えてはいるが、再び捕まってしまうフライダンク。デュオフレイはとっておきの呪文・ファイアーボールを放ち、フライダンクを捕らえていた一体を撃破する。残りの一体は多勢に無勢で倒すことが出来た。
人工的な水辺に出る。向こうの岸にあるピンク色の魔法的な障壁と五芒星形の魔方陣が目を惹く。水中に潜んでいた水棲のガーゴイル、カポアシンスが襲い掛かってきた。フライダンクとの壮絶な殴り合いの末、撃破する。フライダンクは攻撃力もでかいが、受けるダメージもでかい。戦闘が終わる度に、それなりに値の張るキュアのワンドを使いまくるので、我々貧乏パーティにとっては、ばかにならない損失である。使った分を上回るお宝を回収しなければ、と決意を新たにする一行であった。
五芒星を調べてみると、中にぐるぐる回せる所が見つかる。回してみると、ピンク色の壁が消え、水が向こう側へと流れ落ちていく。しばらく経つと、水がすっかり引いてしまった。先へ進む道が一つ、戻る道が二つ姿を現す。
先に戻る道を調べてみる。途中でちょっとしたお宝を見つけて、もう一方の道から戻ってきた。すると、水の引いた広間にスカム(人間と魚の合成生物)が数体出現していた。会話を試みるも、話が通じないためスカムらは奥へと引き上げて行く。
スカムの後をついて行くと、またもや五芒星のある大きな部屋に出た。まず目を惹くのは、一際大きな体を持ったスカムで、その皮膚は岩のようになっている。スカムのミネラルウォリアーだ。怪力から生み出される攻撃力は侮りがたく、堅牢なその皮膚は受けるダメージを減少させる。捕虜から聞き出した情報によれば、ボスの3人の側近のうちの1人らしい。お供にいるのはクオトア(魚人)とスカム2体だ。
戦闘に突入する。先手を取ったデュオフレイが、敵を分断せんとウェブ(蜘蛛の巣)の魔法を唱え、後方のミネラルウォリアーとクオトアを絡め取る。スカム2体は前衛が軽く薙ぎ払ったが、ミネラルウォリアーが、やはり、強い。ウェブからの脱出はままならぬものの、まとわりついたウェブを引きちぎり、ウェブ越しに攻撃を仕掛けてくる。苛烈な攻撃をフライダンクとハワードが受け止める。防御力のないフライダンクは、瀕死の状態まで追い込まれ倒れ伏す。一方、防御重視のハワードはかすり傷程度で、ミネラルウォリアーの皮膚を貫通するアダマンティン鉱のダガーでちくちくとダメージを与える。アリアとジャン=ゴーの回復魔法で復活したフライダンクが、持ち前の攻撃力でミネラルウォリアーの皮膚を力任せに打ち破る。さしものミネラルウォリアーも力尽きて倒れた。一方、謎の精神攻撃を受けたカルロスは、見えざる敵を捉えようと部屋中に目を走らせるが、何者も見出せない。最後に残っていたクオトアが倒れると、謎の気配は消えていった。どうやらクオトアを経由して力を振るっていたらしい。
呪文も尽きてきたので、ここでいったん引き上げることにする。手に入れたお宝から回復のワンド代を差し引くと、一人当たりの取り分は50gp程度。命を張った対価としては、ちょっと物足りない。
(続く)

触手の予言#2:新世界キャンペーン

ヴァンパイアのねぐらの奥の階段を下っていくと鍵の掛かった鉄格子の扉があった。カルロスが解錠する。中は広い部屋だった。部屋の中央には怪しげな彫像が立っており、左右の壁には上へと続くはしごが掛かっている。部屋の入り口を捜索したカルロスは彫像の1歩手前の床に罠があると睨み、その手前まで無造作に足を進める。
ぽちっ!
驚愕するカルロスの足元で罠のスイッチが入り、入り口の扉が閉まる。同時にはしごの上の穴から大量の水が流れ込んでくる。水攻めだ! しかも水の中から黒い影が2匹襲い掛かってきた。巨大ウナギ(ジャイアント・イール)だ!
とはいえ所詮はウナギ、あっさり撃退し、溺れる前に奥の扉を開けてパーティは先に進む。彫像が持っていた七色に輝く小型の剣と杖も抜け目なく手に入れる。
扉と通路が幾つかある部屋に出る。カルロスの超能力パワーを感知した頭脳モグラ(ブレイン・モウル)が、おいしい餌が来たと喜んでちゅうちゅうとカルロスのパワー・ポイントを全部吸い取ってしまう。モグラは満足して去り、ただのローグに成り下がったカルロスが残された。
分岐が多いので、端から順に調べていくことにする。
水門のバルブらしきものが見つかる。これで水の流れを制御するらしい。
別の部屋では、シバリング・マウザーに襲われる。不定形の肉塊に目玉と口がたくさんついた異形の怪物で、ぶつぶつと催眠効果のあるうわごとをつぶやいている。苦もなく撃破する。
壁に開いた穴を抜けて、キノコの生えた洞窟へと足を踏み入れる。進んでゆくと、ダークエルフの日記に書かれていた怪物アンバーハルクと遭遇! 一行は知らなかったが(中の人は知っていたがw)、アンバーハルクは惑乱の凝視という特殊能力があり、アンバーハルクを目にした者、あるいは、アンバーハルクに睨まれた者は混乱状態に陥ってしまうのだ。先手必勝と突撃をかけたフライダンクは落とし穴に落っこちてしまう。そこから這い出たのではアンバーハルクに殴られてしまうので、フライダンクは落とし穴の中を這って先に進んでから地上に出る。予言にあった触手への対抗手段を第一に考えたデュオフレイは、攻撃呪文をあまり用意しておらず、電撃版のスコーチング・レイのワンドを振ってアンバーハルクのhpを削っていく(使い切りなのでちょっともったいなく思いながら)。何人か混乱して味方を攻撃したり逃げ出したりしたが、どうにかアンバーハルクを倒すことが出来た。洞窟を進んでいってもアンダーダークへ続いているだけらしいので、引き返して別の道を行くことにする。
地中湖と壁に挟まれた通路の奥に扉がある。通路には海トロル(スクラグ)が待ち伏せしていることがわかっていた。水に浸かっている限り、傷が治ってしまうという難敵だ。フライダンクが相手をしている間に他のメンバーが後ろを通って扉の中に入ってしまうことにした。
部屋には海草のカーテンが掛かっていた。奥にはアヴェンニという水中に棲む人間の亜種族が3人待ち構えていた。謎の言語を喋るので、アリアが言語変換の魔法(コンプリヘント・ランゲージズ)を使って意思疎通を試みる。それを見ていたフライダンクが気づく。奴らは我々を欺いている! 共通語を理解できるのだ!
海神(一行が聞いたこともない)に仕えるクレリック・ワーラフックが口上を述べてから戦闘開始。先手を取ったワーラフックは黒水の領域呪文:エヴァーズ・ブラック・テンタクルズを詠唱する。範囲内のあらゆる生物を無数の触手が襲い、捕まえては締め付けるという凶悪な呪文だ。いったん捕まってしまうと振りほどくのは困難であるし、範囲内では移動速度が落ちるため脱出はさらに難しい。通常4レベルであるこの呪文を、黒水の領域は3レベル呪文として使用可能なのだ。予言にあった触手とはこれのことか! 詠唱が完了する前に、デュオフレイだけかろうじて割り込み呪文で効果範囲内から逃れることに成功する。他のメンバーが触手と格闘している間に、デュオフレイはディスペル・マジック(魔法解呪)のスクロールの10レベル術者版を読み上げる。しかし、ダイス目が走らず解呪に失敗。めげずにもう一つだけ持っていたスクロール(こっちは5レベル術者版)を使って、なんとか解呪に成功する。すると、それまで様子を見ていた残りの敵二人が襲いかかってきた。だがその実力はフライダンクやカルロスよりかなり低く、あっさりと蹴散らす。残念ながらその間にワーラフックは水中へと逃げ込んでしまった。
倒した二人のうち一人はまだ息があったので、治療して命を助けてやるという約束で情報を聞き出す。ワーラフックと同格の者があと二人いて、さらにその上にボスがいるらしい。ハッグのクレリックもいるそうだ。なんでもエルフの遺跡のお宝を狙っているようなのだが。捕虜は傭兵だということだ。地底湖から海へ戻る道は崩れてしまったようなので、捕虜は地上に帰ってから解放して海に帰してやった。

触手の予言:新世界キャンペーン

TRPGのセッション仲間にここの存在がばれてしまった様なので(まあリンク張ってあるから時間の問題だったのですが)、セッションレポートでも書いてみます。
ルールはD&Dの3.5版、新世界キャンペーンです。
前回、街を脅かすヴァンパイア一党を倒したパーティは、一日休んで手に入れたマジックアイテムを鑑定したりしていた。ヴァンパイアの下僕となっていたダークエルフの残した日記を読んでみると次の事柄が記されていた。
ダークエルフ達は地下世界アンダーダークからデズモドゥの遺跡に派遣された調査隊であり、一方通行のポータル(転送装置)に入って戻れなくなったらしい。しかもヴァンパイアの死体に刺さっていた白木の杭をうっかり抜いてしまったためにヴァンパイアが復活し、下僕にされてしまったようだ。どうやら他にも仲間がいるらしい。
さらに、あぶり出しのインクも持っていたので日記をあぶりだして見ると他にも文章が浮かび上がってきた。内容は上司や同僚の愚痴だったが(笑)。
パーティは奥にまだ探索していない通路があったので、お宝とヴァンパイアのボスを求めて再び遺跡に挑む。ヴァンパイアは前回倒した奴がボスだったので勘違いなのだが。街の女司祭が冒険について占ってくれたところ、「どこまでも追ってくる触手に気をつけろ」とお告げが下る。戦々恐々として、体に塗るとぺたぺたして捕まりにくくなる魔法の軟膏や捕まった状態から脱出するための魔法のスクロールを買いあさるパーティ一行。あまりお金がなかったのであんまり用意できなかったけどね。
そんな訳で遺跡に挑むメンバーは、以下の通り。
堅実なウィザードのデュオフレイ(私)。
パーティ一の破壊力、知性派蛮人フライダンク。
事あるたびに敵の攻撃が集中する肉の壁こと三下ローグのカルロス。
可憐な歌声で支援に徹する吟遊詩人のアリア。
回復能力を犠牲にしてまでも死の女神に仕えるクレリック「死神博士」ジャン=ゴー(今回はNPC)
以下次号w