ライトノベルは大好きですが、そればっかり読んでいるわけじゃないですよ。という訳で今日の小説は話題作になった「ダ・ヴィンチ・コード」です。前から読みたいと思っていたのですが、先日古本屋で安売りしているのを見かけて手に取りました。
宗教学者と暗号解読家がキリスト教最大の謎に迫っていく話なのですが、実在の芸術作品や建築物の中に隠された意味を見出し、それを繫ぎ合わせて謎を解いていくという構成が良く出来ているというか、よくこんなの書けるなと思いました。神話とか伝説とか歴史とか好きなので楽しめましたけど、ラストの詰めがちょっと甘かったかな。キリスト教圏に一大センセーションを巻き起こした問題作なのでこれくらいでちょうどいいのかもしれませんが。
月別アーカイブ: 2007年6月
愛と哀しみのエスパーマン
今日の小説は、「魔術士オーフェン」シリーズの秋田禎信さんの一冊「愛と哀しみのエスパーマン」です。
いきなり冒頭で好きな女の子に告白した主人公が一ページに及ぶ罵詈雑言を返されて泣きながら走り去るところから話が始まります。と思ったら次のシーンで女の子は、慌てちゃってつい言い過ぎちゃったかな、などとため息をつく始末。「つい」って、あれはそういう範疇を軽く飛び越えてるだろ、そのギャップの面白さにここまで立ち読みしてきて購入を決めました。
まあ、中身はどたばたコメディです。フラれたショックで超能力が開花する主人公に、正義の味方を志向するズレまくった暴走超能力者、ラブレターを書いたら脅迫状にしかならないヒロイン、なりゆきで世界征服を押し付けられる女子高生・・・。そんな連中が右往左往するお話です。難しいことを考えちゃいけません。疲れたときに読み流して大笑いするための小説でした。