触手の予言#3:新世界キャンペーン

日曜日に行ったD&D新世界キャンペーンのセッション・リプレイをお送りします。
十分に経験を積んだデュオフレイは、アーケイン・オーダー・ギルドの正会員の資格を満たし、晴れてその一員となる。これで呪文プールを通じて、膨大な量の呪文を利用できるようになるのだ。加えて再訓練で呪文を直ちに準備できる《Alacritous Cogitation》特技を利用可能にした。これで臨機応変に呪文を使用する能力がさらに強化される。また、新たに《Fiery Burst》特技を取り、使用回数を気にせずに炎の攻撃が行えるようになった。かなり強くなったと言えるだろう。
新たなる力を手にした魔道士のデュオフレイ(私)。
超能力を磨き永久浮遊まであと一歩のサイキック・ローグ:カルロス。
色んなクラスを兼任する多才な吟遊詩人のアリア。
怒れるアナグマを駆るノームの魔法戦士、ハワード。
肉を切らせて骨を断つ、豪快なる男フライダンク。
死の女神「ヴィー=ジャス」のクレリック「死神博士」ジャン=ゴー(今回もNPC)
この一行が三度、ダンジョンに挑む。
前回カルロスの超能力パワーを吸い尽くした超能力モグラ(ブレイン・モウル)をいぶり出すため、デュオフレイが辺り一帯を火炎で焼きまくる。追い払うことが出来たのが、今回は襲われずに先に進むことが出来た。
捕虜が、恐ろしい獣がいるので危険だと言っていた地域に足を踏み入れる。広間に出ると、床にスライム状の粘液が点々と足跡のように続いているのを発見した。両側から、半透明な甲殻類の殻にスライムが詰まった異形が襲い掛かってくる。防御に長けたハワードが戸口にて敵を防いでいる間に、後ろからデュオフレイが炎を呼び起こして攻撃する。だが、ハワードは敵のハサミに捕まれた上に麻痺してしまう。フライダンクは防御のため、ボディ・ブレーズの呪文で体中にトゲトゲを出して謎のエビもどきに立ち向かう。捕まりにくくはなり、相応のダメージを与えもしたが、防御力はたいした事がないフライダンクの事、こちらも捕まってしまう。デュオフレイのディメンジョン・ステップの呪文で二人を瞬間移動で脱出させる。着実に相手にダメージを与えてはいるが、再び捕まってしまうフライダンク。デュオフレイはとっておきの呪文・ファイアーボールを放ち、フライダンクを捕らえていた一体を撃破する。残りの一体は多勢に無勢で倒すことが出来た。
人工的な水辺に出る。向こうの岸にあるピンク色の魔法的な障壁と五芒星形の魔方陣が目を惹く。水中に潜んでいた水棲のガーゴイル、カポアシンスが襲い掛かってきた。フライダンクとの壮絶な殴り合いの末、撃破する。フライダンクは攻撃力もでかいが、受けるダメージもでかい。戦闘が終わる度に、それなりに値の張るキュアのワンドを使いまくるので、我々貧乏パーティにとっては、ばかにならない損失である。使った分を上回るお宝を回収しなければ、と決意を新たにする一行であった。
五芒星を調べてみると、中にぐるぐる回せる所が見つかる。回してみると、ピンク色の壁が消え、水が向こう側へと流れ落ちていく。しばらく経つと、水がすっかり引いてしまった。先へ進む道が一つ、戻る道が二つ姿を現す。
先に戻る道を調べてみる。途中でちょっとしたお宝を見つけて、もう一方の道から戻ってきた。すると、水の引いた広間にスカム(人間と魚の合成生物)が数体出現していた。会話を試みるも、話が通じないためスカムらは奥へと引き上げて行く。
スカムの後をついて行くと、またもや五芒星のある大きな部屋に出た。まず目を惹くのは、一際大きな体を持ったスカムで、その皮膚は岩のようになっている。スカムのミネラルウォリアーだ。怪力から生み出される攻撃力は侮りがたく、堅牢なその皮膚は受けるダメージを減少させる。捕虜から聞き出した情報によれば、ボスの3人の側近のうちの1人らしい。お供にいるのはクオトア(魚人)とスカム2体だ。
戦闘に突入する。先手を取ったデュオフレイが、敵を分断せんとウェブ(蜘蛛の巣)の魔法を唱え、後方のミネラルウォリアーとクオトアを絡め取る。スカム2体は前衛が軽く薙ぎ払ったが、ミネラルウォリアーが、やはり、強い。ウェブからの脱出はままならぬものの、まとわりついたウェブを引きちぎり、ウェブ越しに攻撃を仕掛けてくる。苛烈な攻撃をフライダンクとハワードが受け止める。防御力のないフライダンクは、瀕死の状態まで追い込まれ倒れ伏す。一方、防御重視のハワードはかすり傷程度で、ミネラルウォリアーの皮膚を貫通するアダマンティン鉱のダガーでちくちくとダメージを与える。アリアとジャン=ゴーの回復魔法で復活したフライダンクが、持ち前の攻撃力でミネラルウォリアーの皮膚を力任せに打ち破る。さしものミネラルウォリアーも力尽きて倒れた。一方、謎の精神攻撃を受けたカルロスは、見えざる敵を捉えようと部屋中に目を走らせるが、何者も見出せない。最後に残っていたクオトアが倒れると、謎の気配は消えていった。どうやらクオトアを経由して力を振るっていたらしい。
呪文も尽きてきたので、ここでいったん引き上げることにする。手に入れたお宝から回復のワンド代を差し引くと、一人当たりの取り分は50gp程度。命を張った対価としては、ちょっと物足りない。
(続く)

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