触手の予言#2:新世界キャンペーン

ヴァンパイアのねぐらの奥の階段を下っていくと鍵の掛かった鉄格子の扉があった。カルロスが解錠する。中は広い部屋だった。部屋の中央には怪しげな彫像が立っており、左右の壁には上へと続くはしごが掛かっている。部屋の入り口を捜索したカルロスは彫像の1歩手前の床に罠があると睨み、その手前まで無造作に足を進める。
ぽちっ!
驚愕するカルロスの足元で罠のスイッチが入り、入り口の扉が閉まる。同時にはしごの上の穴から大量の水が流れ込んでくる。水攻めだ! しかも水の中から黒い影が2匹襲い掛かってきた。巨大ウナギ(ジャイアント・イール)だ!
とはいえ所詮はウナギ、あっさり撃退し、溺れる前に奥の扉を開けてパーティは先に進む。彫像が持っていた七色に輝く小型の剣と杖も抜け目なく手に入れる。
扉と通路が幾つかある部屋に出る。カルロスの超能力パワーを感知した頭脳モグラ(ブレイン・モウル)が、おいしい餌が来たと喜んでちゅうちゅうとカルロスのパワー・ポイントを全部吸い取ってしまう。モグラは満足して去り、ただのローグに成り下がったカルロスが残された。
分岐が多いので、端から順に調べていくことにする。
水門のバルブらしきものが見つかる。これで水の流れを制御するらしい。
別の部屋では、シバリング・マウザーに襲われる。不定形の肉塊に目玉と口がたくさんついた異形の怪物で、ぶつぶつと催眠効果のあるうわごとをつぶやいている。苦もなく撃破する。
壁に開いた穴を抜けて、キノコの生えた洞窟へと足を踏み入れる。進んでゆくと、ダークエルフの日記に書かれていた怪物アンバーハルクと遭遇! 一行は知らなかったが(中の人は知っていたがw)、アンバーハルクは惑乱の凝視という特殊能力があり、アンバーハルクを目にした者、あるいは、アンバーハルクに睨まれた者は混乱状態に陥ってしまうのだ。先手必勝と突撃をかけたフライダンクは落とし穴に落っこちてしまう。そこから這い出たのではアンバーハルクに殴られてしまうので、フライダンクは落とし穴の中を這って先に進んでから地上に出る。予言にあった触手への対抗手段を第一に考えたデュオフレイは、攻撃呪文をあまり用意しておらず、電撃版のスコーチング・レイのワンドを振ってアンバーハルクのhpを削っていく(使い切りなのでちょっともったいなく思いながら)。何人か混乱して味方を攻撃したり逃げ出したりしたが、どうにかアンバーハルクを倒すことが出来た。洞窟を進んでいってもアンダーダークへ続いているだけらしいので、引き返して別の道を行くことにする。
地中湖と壁に挟まれた通路の奥に扉がある。通路には海トロル(スクラグ)が待ち伏せしていることがわかっていた。水に浸かっている限り、傷が治ってしまうという難敵だ。フライダンクが相手をしている間に他のメンバーが後ろを通って扉の中に入ってしまうことにした。
部屋には海草のカーテンが掛かっていた。奥にはアヴェンニという水中に棲む人間の亜種族が3人待ち構えていた。謎の言語を喋るので、アリアが言語変換の魔法(コンプリヘント・ランゲージズ)を使って意思疎通を試みる。それを見ていたフライダンクが気づく。奴らは我々を欺いている! 共通語を理解できるのだ!
海神(一行が聞いたこともない)に仕えるクレリック・ワーラフックが口上を述べてから戦闘開始。先手を取ったワーラフックは黒水の領域呪文:エヴァーズ・ブラック・テンタクルズを詠唱する。範囲内のあらゆる生物を無数の触手が襲い、捕まえては締め付けるという凶悪な呪文だ。いったん捕まってしまうと振りほどくのは困難であるし、範囲内では移動速度が落ちるため脱出はさらに難しい。通常4レベルであるこの呪文を、黒水の領域は3レベル呪文として使用可能なのだ。予言にあった触手とはこれのことか! 詠唱が完了する前に、デュオフレイだけかろうじて割り込み呪文で効果範囲内から逃れることに成功する。他のメンバーが触手と格闘している間に、デュオフレイはディスペル・マジック(魔法解呪)のスクロールの10レベル術者版を読み上げる。しかし、ダイス目が走らず解呪に失敗。めげずにもう一つだけ持っていたスクロール(こっちは5レベル術者版)を使って、なんとか解呪に成功する。すると、それまで様子を見ていた残りの敵二人が襲いかかってきた。だがその実力はフライダンクやカルロスよりかなり低く、あっさりと蹴散らす。残念ながらその間にワーラフックは水中へと逃げ込んでしまった。
倒した二人のうち一人はまだ息があったので、治療して命を助けてやるという約束で情報を聞き出す。ワーラフックと同格の者があと二人いて、さらにその上にボスがいるらしい。ハッグのクレリックもいるそうだ。なんでもエルフの遺跡のお宝を狙っているようなのだが。捕虜は傭兵だということだ。地底湖から海へ戻る道は崩れてしまったようなので、捕虜は地上に帰ってから解放して海に帰してやった。

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